ウイキョウとは、ヨーロッパが原産のセリ科の多年草です。薬用や香辛料として日本各地で栽培されており、夏に黄色の小花を茎の先に傘状につけます。
10月末頃にはまだ緑色の部分が残っていますが、この完熟手前の果実を果穂ごと採取し、2~3日日干しにしたあと、竹などで叩いて果実を果梗から分離し、ふるって分別をします。
ウイキョウの主成分はアネトールなどの精油で、主に健胃作用のために用います。胃腸に対して穏やかな刺激作用があり、健胃とともにイチョウの蠕動運動の低下で腸内にたまったガスを追い出す駆風薬としても用いられます。
飲み方としては、5~6gを1日何回かにわけて飲みます。消化不良にきき、ショウガや厚朴を配合するとさらに効果は高まります。
